327ℓのビール用と545ℓのラム用がありますが、日本では480~500ℓのものを使っています。バット樽と比べて胴が太く、ゆっくりと熟成が進み、柔らかな風味になるので、サントリーでは「山崎」の原酒などの熟成に使われるそうです。
「大きい」を意味するラテン語に由来しています。480~500ℓで、主にシェリー酒の輸送用に造られました。スコッチでは700ℓ以下の樽の使用が義務付けされていますので、大きい樽を使いたいときに使われます。
バーボンバレルを解体し、胴回りを太くした樽で、220~250ℓのものがスコッチ ウィスキーの熟成に多く使われています。「ホック 」は豚の頭の意味で、豚一頭の重さとウィスキーを詰めたときの樽の重さが近いので、この名がついたそうです。
180~200ℓで、主にバーボン ウィスキーの熟成に利用されているので、バーボン バレルとも呼ばれています。
スペインの酒精強化ワイン、シェリーの受精に使われた樽です。イギリスではシェリー酒が多く飲まれ、大都市で消費された後に残った大量の空き樽にスコッチウィスキーを詰め、熟成に使いました。
20世紀の半ばにアメリカのバーボン樽が現れるまでは、シェリー樽が主流でした。
ポート ワインの熟成や貯蔵に使われた樽で、500~520ℓの大きさで、赤みがかった色がつき、甘味がつくのでウッド フニッシュ用に使われることが多くなったそうです。
ウッド フニッシュとは、ウィスキーを樽熟成させた後、別の樽で短期間、仕上げの熟成を行うことで、ポート樽のほか、シェリーやマデイラ、ワイン樽などの樽が使われます。
ポートワインについては、こちらをご覧ください。⇒「ワイン」
バーボン ウィスキーの熟成に使われた樽です。アメリカのアルコール法(1948年)によって、バーボン ウィスキーに熟成には、内側を焦がした新樽しか使えなくなったため、大量に余り、スコッチ ウィスキーに利用されるようになりました。
天使の分け前(angel's share)
熟成の間に、樽の中のウィスキーが減っていきます。樽材を通して、ウィスキーが蒸発するからです。
この減った分を、” 天使の分け前 ” といいます。
樽の置かれた場所、熟成蔵庫の温度や湿度によって違いますが、一般的に、年平均2~3%といわれています。
アメリカ北東部からカナダ南東部にかけて分布するオークで、適度な強度や耐久性、液体を通しにくい材質から、樽材に向いています。
ヨーロピアン オークヨーロッパ原産のオークの総称で、ホワイト オークよりも強度、弾性に富み、シェリー酒やブランデー、ワインの樽用に使われるスパニッシュ オークと、フランスのリムーザンで産出し、コニャックの熟成用樽に使われるフレンチ オークなどがあります。
ミズナラ樽第二次大戦中、輸入樽が入ってこなかったので、北海道や東北のミズナラで代用樽と造りました。
液漏れしやすいという性質があったので、側板の厚さを厚くして対応するなど、様々な工夫がされてきましたが、熟成させているうちに独特の香りが醸し出されてくるようになり、ジャパニーズ ウィスキーに日本だけのテイストが加わるようになりました。
日本バーテンダー協会の会長も務めたプロのバーテンダー、岸さんかすすめする香りの味わい方は、
シングルモルトでもブレンディドウィスキーでも、まずストレートで余韻を楽しむことだそうです。
2つのテイスティンググラスを用意して、片方にウィスキーを1ショット(30ml)いれ、それをあいているグラスの入れ替えます。
これを数回行うと、空のほうに香りの流れが残り、余韻が楽しめるそうです。
次に数滴、水をたらします。ウィスキーの場合、水を加えると香りが開くといわれます。
香りを味を楽しんだ後、小さな氷片を加えます。
すると温度が下がって、別の味わいが楽しめるそうです。
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